大分でリフォームしたい!リノベーションの違いや向いている住宅も分かりやすく解説

リフォームとリノベーションの違いや向いている住宅など

目次

  1. リフォームは建物を建築当初の状態に戻すこと
  2. リノベーションは住まい全体を一新すること
  3. リフォームとリノベーションは工事の規模や住まい性能が違う
  4. リフォームが向いている住宅
  5. リノベーションが向いている住宅
  6. まとめ

「大分にある自宅をリフォームしたい」「大分で所有している住宅が古くなったのでリノベーションして賃貸に出したい」

こんなことを考えている方も多いと思いますが、そもそも「リフォーム」「リノベーション」の違いをご存じでしょうか?
両者は似た意味を持つ言葉と感じますが、混同されやすい両者は具体的に何が違うのでしょうか?

そこで今回は、リフォームとリノベーションの違いや両者に向いている住宅についても解説します。

リフォームは建築当初の状態に戻すこと

リフォームは建物を建築当初の状態に戻すこと

リフォームは、一般的に老朽化した建物を建築当初の性能に戻すことです。

床やクロスの張り替えなどの比較的小さな工事や、設置した設備の取り替えや外壁の塗り替えなどが施工内容として挙げられます。
経年劣化が原因でマイナス状態になった住宅を、新築された時に近い状態に戻すような工事が行われるのです。

リフォームには工事費用が比較的安かったり、工事期間が短いなどのメリットもあります。

リノベーションは住宅性能を新築時より高めたり建物に付加価値をつけたりすること

リノベーションは住まい全体を一新すること

リノベーションは、住まい全体を一新することです。

具体的には以下のような大きな工事です。

  • 住宅性能を新築した時の状態よりも高める
  • 建物に新たな付加価値を加える

リフォームはマイナス状態からゼロ状態にする工事ですが、リノベーションは住宅に新たな価値を加えるようなイメージ。
リノベーション工事の内容は建物を骨組みだけのスケルトン状態で行う間取り変更や、水回りの配管移動などが挙げられます。

リノベーションは間取りがライフスタイルに合わせて自由にできたり、目的に合わせたデザインにもこだわれるメリットもあります。

リフォームとリノベーションは工事の規模や住まい性能が違う

ここでは、リフォームとリノベーションの違いについて解説します。

住まい性能

リフォームとリノベーションは住まい性能にも違いがあります。

リフォームは住まい性能を新築した時の状態に戻す工事で、リノベーションは設備の機能を高めて間取りを変更するなど。
両者とも「新築当時を超える性能にする工事」だと理解しておいて問題ありません。

工事の規模

リフォームとリノベーションは、工事の規模にも違いがあります。

リフォームはシステムキッチンやユニットバスなどの設備交換、床やクロスなどの内装工事です。
リノベーションは、排水管や間取りなどの移動が伴う大きな工事が該当します。

リフォームは古くなった住宅が向いていて工事期間が短い

リフォームが向いている住宅

リフォームは、キッチンやフローリングが古くなった住宅が向いています。

古くなった洗面台やキッチン、フローリングを新しい者に交換する場合などは、リフォーム工事で全て完了します。
リフォームはリノベーションよりも工事期間が短く済むだけではなく、作業費用が安いのも特徴です。

そのため、工事期間や予算を抑えて最低限の機能性を確保したい住宅はリフォームがお勧めです。

リノベーションが向いている住宅

リノベーションはライフスタイルが変わったり、設備が使いにくくなってきたと感じる住宅が向いています。

水回りの利便性を向上させるために配管移動が必要な場合では、リフォームではなくリノベーションが選択されます。
また、出産や二世帯同居などに伴う部屋数変更や、間取りを大きく変えたい場合もリノベーションがピッタリです。

その際は、元々ある壁を撤去してリノベーションを行うと効率的に住宅性能が向上します。
好みの土地や間取りの住宅が見つからなかった場合に、中古住宅を購入してリノベーションする方法も最近では人気を集めています。

まとめ

今回は大分でリフォームをしたい方向けに、リノベーションの違いやリフォームとリノベーションに向いている住宅について解説しました。

リフォームとリノベーションは目的が違います。
これから大分で住宅に手を加えようとしている場合は、今回の記事を参考にして後悔がないリフォームまたはリノベーションを行なってください。