不動産投資型クラウドファンディングって何?おすすめや注意点もご紹介

投資型クラウドファンディングとは?

目次

  1. 見分けるポイント
  2. おすすめの不動産投資型クラウドファンディング
  3. 不動産投資型クラウドファンディングの注意点
  4. まとめ

不動産投資家の中で人気を集めている「不動産投資型クラウドファンディング」。

不動産投資型クラウドファンディングは、少ない資金で不動産投資できる上に、情報公開が進んでいることで選択しやすい不動産投資方法です。

今回は、不動産投資型クラウドファンディングサイトの見分けるポイント、おすすめの不動産投資型クラウドファンディングや注意点をまとめてご紹介します。

不動産の投資型クラウドファンディングを見分けるポイントとは

見分けるポイント

最初に、不動産投資型クラウドファンディングサイトを見分けるポイントを3つご紹介します。

案件の供給数

不動産投資型クラウドファンディングを選ぶ時は、投資案件の供給数を確認しましょう。

投資案件数や募集金額が少ないと僅かな数の案件の奪い合い、安定資産運用ができない可能性があるからです。
投資案件の供給数が少ないクラウドファンディングは、定期的に案件を確認しても投資できる案件がない場合もあるのです。

また、投資案件数や募集金額が多いと投資したい時に投資しやすくなるだけではなく、大きな金額を運用する場合は資金投入がしやすくなるのです。
加えて、複数案件から比べて選びやすくなるのです。

不動産情報が十分開示されているか

不動産型クラウドファンディングのリスク対策は、案件で運用される不動産情報の確認が重要です。
開示される情報量が多いほど、前もってどんなリスクがあるか知られます。
主な案件の情報開示を以下にまとめました。

  • 物件住所
  • 築年数や面積
  • 施工や運営会社
  • 運営会社の財務状況
  • 収支シミュレーション
  • 物件運営上でどんな事業が行われているか

物件住所や築年数を把握できれば、公示地価と照らして物件の大まかな資産価値が確認できます。
また、資産価値を把握すると貸倒れリスクも軽くなるのです。

加えて、物件運営会社の安定性も確認しておくことが重要です。
万が一運営元が破綻すると、物件売却に時間を要してしまい、投資家に対して返済されない事態になる可能性もあるのです。

それ以外にも、運営して得られる収入が妥当か・どういう事業内容なのかを確認することをおすすめします。
その中でも、投資家に対して高い表面利回りを提示している案件は特に注意する必要があるのです。

運用不動産の種類

運営不動産の種類も、不動産投資型クラウドファンディングの収益性に大きく関係するのです。

マンションやアパートなどの居住用不動産は生活している限り需要があります。
それ以外の不動産と比較しても安定収益が目指せるメリットもある反面、デメリットとしては高い利回りを狙うことが難しいです。

ホテルや旅館などの宿泊施設は旅行機運によって需要が大きく増減します。
高い利回りに期待できますが、観光客からの需要が底を打つと収益性が一気に悪化して赤字になる可能性もあるのです。

安定収益を求める場合は居住用不動産・高い利回りを求める場合は宿泊施設や商業施設など、選択する不動産で特徴が違います。
選びたい不動産の案件の有無も、不動産投資型クラウドファンディングを選ぶポイントです。

不動産の投資型クラウドファンディングのオススメとは

おすすめの不動産投資型クラウドファンディング

ここでは、おすすめの不動産投資型クラウドファンディングを3つご紹介します。

Rimple

Rimpleは、東証一部上場企業のプロパティエージェントが運営している不動産投資型クラウドファンディングサイト。

東京都心にあるワンルームマンションを中心に案件を提供しているのが大きな特徴です。
パルコなどで使えるセゾンカードの永久不滅ポイント、モッピーポイントやハピタスポイントなどのポイントで投資できます。

他の不動産投資型クラウドファンディングサイトにはない、Rimpleの独自システムを採用しているのも特徴です。

i-Bond

i-Bondは、東証JASDAQスタンダード上場の株式会社マリオンが2019年~提供している不動産投資型クラウドファンディング。

11万円・予定分配率年1.5%(税引前)から投資できるので、「少額から始めてみたい」「少しずつ不動産投資したい」方におすすめです。
無期限運用期間なので、投資家の短期・中期・長期の運用方針に対応できます。

また、他の不動産クラウドファンディングを使っていて、「再投資の手間を減らしたい」「ファンドに毎回応募するのが手間」と思っている方にメリットです。

CREAL

CREALは投資のしやすさが特徴の不動産投資型クラウドファンディングサイト。

2021年時点で累計70億円以上の募集を行なっていて、中には8億円以上の大型案件も確認できます。投資機会が充実しているので、投資を始めやすくて1万円から投資できます。

少ない資金・初心者の方でも不動産投資型クラウドファンディングが始められます。
ホテルや旅館などの宿泊施設や保育施設、一棟マンション案件や区分マンション案件も扱っていて投資先分散できるのも特徴です。

不動産投資型クラウドファンディングの注意点

最後に、不動産投資型クラウドファンディングの注意点をご紹介します。

不動産投資型クラウドファンディングは、元本が保証されているわけではありません。
他の投資と同じくリスクがある投資です。

リスク回避の意味も込めて、最初は1万円から投資を始めて少しずつ金額を上積みして運用するといいでしょう。
少しずつでも地道に投資すれば、数年後に毎月数万円程度の配当金が受け取れるかもしれません。

いずれにしても、短期的ではなく長期的戦略で将来を見据えて投資することが理想です。

不動産の投資型クラウドファンディングの注意点など

まとめ

今回は、不動産投資型クラウドファンディングサイトを見分けるポイント、おすすめ不動産投資型クラウドファンディングサイト、運用する上での注意点をご紹介しました。

元本が保証されていない不動産投資型クラウドファンディング。
最初から多額の金額を投資するのはリスクです。
少額から始めて運用状況を把握して、積み立てるイメージで投資金額を増やしていくと安心です。

将来に役立つ資産運用として、不動産投資型クラウドファンディングを始めるのもおすすめです。